体のゆがみを治す

体のゆがみが腰痛の原因になることも

oyako日常生活だったり、スポーツだったり、過去のケガの影響などで人それぞれ動作のクセがあると思います。その動作のクセが、自分でも気が付かないうちに筋肉を緊張させてしまったり、ゆがませたりしています。筋肉を覆う筋膜は全身つながっているので、どこか一部の筋肉が緊張してこわばっていると、それが全身に影響を与えてしまうんです。

筋肉や筋膜がゆがめばやはり骨盤なども不自然な位置におさまってしまいます。この体のゆがみが大きくなると体の動きもスムーズにできなくなるので腰痛の原因になるのです。

この体のゆがみですが、親から遺伝すると言われています。体つきや顔つき、体型はだいたい親子で似ていますよね。そして声や笑い方、歩き方、ちょっとしたクセなどもびっくりするくらい似ていることがありませんか。私の娘とその父親は何かに集中している時に、舌を少しだけ出すんですよね。私はそんなことしないので、あぁこれは完全に父親から遺伝したものなんだなと思いました。

ということは遺伝するのは骨格だけでなく、筋肉のつき方や動き方まで遺伝するということです。親の筋肉の動きが柔らかければ、その子供も筋肉に柔軟性がありますし、その反対もあります。筋肉の動きが固いということは体もゆがみやすいです。そして筋肉の動き方も似ているので、体のゆがみは親子で似てくるのですね。遺伝的に仕方のないことなんです。

同じように体がゆがんでいて、やはり同じように腰痛で困っている親子はよくいますが、あきらめる必要はありません。体のゆがみは日常生活で意識することによって大きく変わります。
体のゆがみは夜寝ている時の姿勢でも悪化します!>>>寝る時の姿勢のページヘ

体のゆがみはどうやって調べる?

yugamiどの人もある程度は体のゆがみがあるものですが、それが大きくなると目にみえてわかるようになったり、痛みとなってあらわれたりします。でもそうならないとなかなかゆがみを意識することはないかもしれませんね。

以前、証明写真を撮るために機械の前に座ったところ、首がかしいていることに気づいたんです。あれ?と思って全身うつる鏡の前に立って見ると方の高さが少し違いました。座って足の裏を合わせてみてもひざの高さが違いますし、あぁ体がだいぶゆがんでいるんだなと実感しました。なので、私はこれ以上ひどくならないように、足を組んで座らない、横すわりをしない、バッグは左右で持ち替えることなどに注意しています。

体のゆがみは簡単にチェックできます。まず全身がうつる鏡の前に裸で立ちます。(洋服を着ていてもOK。なんとなくはわかります)そして左右の肩の高さが水平かどうか、骨盤の左右の高さは水平かどうか、頭は体の真ん中に乗っているかをチェックします。

頭が真ん中に乗っているかどうかはわかりにくいかもしれませんが、鼻と左右の鎖骨が合わさる中心とおへそがまっすぐかどうかをみてください。

洋服を着ている時でも、「右肩ばかりずり落ちてしまう」「ベルトのラインが曲がっている」「スカートの裾の高さが違う」などからゆがんでいるかどうかがわかりますね。

ただ体がゆがんでいることがわかっても、病院で治療してくれることはなかなかないでしょう。なぜなら整形外科は外科だからです。手術は大得意ですが、それ以外となると湿布や痛み止めを出すくらいしかしてくれないんですよね。

これだけ医療技術が進んでいるのに、腰痛を治すことができないのはおかしい気もしますが腰痛はガンのように死に結びつきやすい病気とは違うので研究資金や研究員も不足しているというのが現状なようです。

体のゆがみを治すにはどうすればいい?

体のゆがみは病院へ行っても治りません。なので、自分で治すしかありませんよね。

体のゆがみを改善するには筋肉をゆるめることが大切です。

腰痛の場合は骨盤や股関節、腰椎の周りについているインナーマッスルをゆるめます。腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋、中臀筋、梨状筋などです。これらの筋肉が緊張して硬くなっていると、股関節の動きが左右対称でなかったり、骨盤が傾いていたり、ねじれていたりする原因になります。

筋肉をゆるめるというともんだり叩いたりするマッサージやツボに刺激を与える鍼治療などをイメージするかもしれませんね。でもインナーマッスルは体の奥深くに存在しているのでマッサージなどでは届きません。そこでおすすめなのが力を抜いてゆらゆらと動かす体操です。

川井筋系帯療法治療センターの川井太郎先生が推奨している「骨盤ゆらゆら体操」が有名です。簡単に紹介しますね。

①仰向けになり両手はお腹の上に置く。深呼吸を2~3回。
②痛みのない方の脚の膝をたてる
③立てた脚を外側へ軽く開く。
④開いた脚を①の位置まで戻す。
(反対の脚も同じように行います。)
⑤両膝を立てて、両手はお腹の上に。深呼吸を2~3回。
⑥両手で両膝を抱える。
⑦そのままの姿勢で前後にゆっくり10回揺らす。また⑤に戻って繰り返す。(2~3セットでOK)

たったこれだけの体操です。お年寄りでも誰でも気軽に簡単にできますね。でも痛みのひどいときは無理してやらないでください。

 

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