腰痛 入浴方法

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腰痛のはっきりした原因がある場合でも、そうでない場合でも精神的なストレスがある時とない時では痛みを感じる度合いも違うそうです。ですからストレスはためないのが一番!日常にホッとできる時間を作ると良いですね。

原因不明の腰痛のはストレスが原因になっていることも多いのだそう。

仕事や家事で疲れた体をリラックスさせるのにおすすめなのは、1日の最後の入浴です。

安全な入浴方法を知っていますか

入浴は気持ちの良いものですが、同時に入り方によっては体に大きな負担をかけるものでもあります。まずは安全な入浴方法を知っておいてくださいね。

浴室の温度

浴室の温度とそれ以外の場所の温度差を出来るだけなくしておきましょう。急激な温度差は血管や心臓に負担をかけます。

脱衣所には小型の電気ヒーターを置くことをおすすめします。最近のファンヒーターはスイッチを入れて10秒ほどで温風が出て、あっという間に温まります。入浴の時だけでなく、朝の身支度の時にも重宝しますね。

浴室内を温めるにはフタを開けたままお湯をためたり、熱いシャワーをしばらく出しておくことでもできます。具体的には22度くらいにしておくと良いのだそう。

バスタブの浸かり方

お湯につかることは血流を良くしてくれるのですが、血流が増える分心臓に負担がかかります。全身を長時間つかることはさけましょう。半身浴がおすすめです。

お湯の温度

お湯の温度は40度ぐらいが◎。20~30分ほどつかりましょう。少しぬるく感じるかもしれませんが、このくらいが一番交感神経の働きを抑えてくれます。熱いお湯につかってしまうと交感神経が刺激されて、ストレス解消にはなりません。熱いお湯には長時間入っていられないので、体の芯から温まるということもできません。また脳卒中のリスクも高まるといわれています。

もし体調が悪くて、バスタブに入れないという時は、洗面器にお湯をはり足湯をしましょう。これだけでもホッとできますよ。

慢性的な腰痛を抱えている人におすすめの入浴法

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腰に慢性的な痛みがある人は、腰まわりの血行が悪く、筋肉が緊張してこわばり、さらに痛みがひどくなっていることがよくあります。寒い冬や冷房による冷えによっても痛みが強くなりますよね。改善するには患部をじっくりと温めることです。

ここでは温冷交代浴という方法を紹介します。

①40度くらいのぬるめのお湯に10分間つかる

②バスタブから出て、20度くらいのシャワーを患部に数秒あてる。冷たすぎるなと思ったら徐々に温度を下げていく。シャワーではなく、保冷剤や水を入れたビニール袋を利用してもOKです。

③もう一度40度のお湯に5分浸かる。

この②と③を5回ほど繰り返します。

④最後に40度のお湯に10分つかる

温めたり冷やしたりを繰り返すことで筋肉の緊張がほぐれます。またこの方法は冷え性対策にも有効。体の奥からジワーっと温まるので汗もすごくでます。入浴前と入浴後にコップ1杯の水を飲むことを忘れないでくださいね。

高血圧や心臓に何らかの疾患を抱えている人は注意が必要です。動悸を感じたらすみやかに中止してください。また患部に冷水をいきなりあてるのではなく、まずは手足にかけてからにしましょう。

バスタイムをさらにリラックスタイムにするために

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入浴剤の利用もおすすめです。私のイチオシはバスクリンのきき湯。「きき湯」はいくつか種類があるのですが、緑のパッケージのものが腰痛や肩こりに効果的。硫酸マグネシウムや炭酸ガスのおかげで体が芯から温まります。かぼすの香りもリラックス効果が高いです。

それから「クナイプのグーテエアホールング バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香りの入浴剤」もおすすめ。ハーブのひとつウィンターグリーンは鎮痛効果がありますし、ワコルダーは血行促進の効果があります。また天然の岩塩使用なので体が芯から温まると好評です。

「MKC生薬浴用剤 薬草湯」はマツキヨの独自ブランドなのですが本格的な薬草湯を自宅で楽しめるとあって人気です。体を温める生薬とハーブを配合。いつまでも体がぽかぽかして湯冷めしにくいです。

また疲労回復やリラックス効果のある植物もいろいろあります。自然のものなので肌にも優しいですし、自分で作ることもできるので経済的です。

・よもぎ

殺菌作用や体を温める作用があり、血行を促進してくれるので腰痛持ちの人におすすめ。漢方薬局などで乾燥ヨモギが売っています。それをお茶の紙パックなどに入れてバスタブに入れましょう。お湯につかりながら、そのパックを患部に押し当てるとさらに効果的です。

・どくだみ

高血圧や動脈硬化の改善、利尿作用、水虫の改善、化膿した傷の修復などに効果的です。消炎作用もあるので薬草湯としてもよく使われていますね。5~6月に根と茎、葉を摘み、天日干しや日陰干しをして乾燥させます。それを100gほど煎じ、その汁をバスタブに入れます。もちろん乾燥どくだみも市販されています。

・松葉

鎮痛、鎮静作用があります。200~300gほどの葉を摘み、煎じ、その汁をお風呂に入れます。

・ショウガ

ショウガを食べると体が温まるということは有名ですよね。でもこの作用はお風呂に入れても有効なんですよ。200g程をスライスしてガーゼの袋に入れ、バスタブに入れるだけ。神経痛の改善だけでなく冷え性にも効果的です。

お風呂でできるマッサージ

シャワーを使ったマッサージを紹介します。簡単ですが、足を滑らせたりする危険性もあるので十分注意して行ってください。

その一:まずシャワーが腰部分にあたるように調節。壁に手をつき腰をそらせ、シャワーをあてる。次に両手を伸ばし腰を後ろへ突き出す。背中がまっすぐになるようにする。

その二:壁を背にして立ち、腰にシャワーがあたるようにする。下半身はそのままで、上半身をひねり、両手を壁につける。くれぐれも無理のないように、できる範囲で行ってください。

ぎっくり腰になった直後など激痛をともなうときは温めるのはNG。また感染症の脊椎炎の疑いがあるときも温めるのは禁止です。

せっかくお風呂で体を温めても湯冷めをしてしまったら意味がありません。お風呂から出るときに冷たい水を手足に少しかけて毛穴をひきしめたり、入浴直後にボディクリームやオイルを塗りましょう。もちろん体や髪の毛はすぐに乾かすようにしてください。

温泉で病気を治す「湯治」

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温泉は日本全国にあります。その数なんと3,000ヶ所以上。昔から腰痛などを鎮めるために湯治は広く行われてきました。温泉の効能で期待できるのは神経痛や関節のこわばり、筋肉痛、運動麻痺、打ち身、痔、冷え性などがあります。でもどんな効能があるのかはあまり気にせず、のんびりと温泉に入ってリラックスするのが一番。日常生活を忘れて、自然の中でゆったり過ごすことはそれだけで、疲労回復や健康増進になると思います。

どこの温泉がよいのかなと迷ったら、環境省が指定している、温泉利用の効果が期待される温泉地を巡ってみても良いかもしれませんね。現在全国で92ヶ所が指定されています。またその中でもとくに自然との一体感が感じられる温泉地を「ふれあい・やすらぎ温泉地」として指定しています。

最後に腰痛におすすめの温泉を紹介します。

秋保温泉(宮城県)・伊香保温泉(群馬県)・上諏訪温泉(長野県)・小豆島温泉(香川県)・戸倉上山田温泉(長野県)・平戸温泉(長崎県)・山鹿温泉(熊本県)・別府温泉(大分県)・下賀茂温泉(静岡県)・六日町温泉(新潟県)・熱塩温泉(福島県)・あづまね温泉(岩手県)・カルルス温泉(北海道)・龍神温泉(和歌山県)・黒木温泉(福岡県)・しほろ温泉(北海道)・ロマントピア温泉(青森県)・富良野温泉(北海道)・丹後温泉(京都府)などなど

神経細胞に作用し、鎮痛効果がある薬用入浴剤

よもぎやどくだみよりも効果的なのはラジウム温泉や重炭酸湯。神経細胞の活性化を抑え、医療でも使われているものです。薬用入浴剤がありますのでチェックしてみてくださいね。
→温泉効果がある薬用入浴剤のページ

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