腰痛 布団

huton3朝起きた時が一番腰がつらい・・・、寝ても寝ても疲れが取れなくて腰が重たい・・・こんな症状の人はもしかしたら間違ったマットレスや布団選びによるものかもしれません。

私たちは睡眠にかなりの時間を割いていますよね。人によっては毎日8時間ぐらいを布団の上で過ごしているわけですからその間の姿勢ってとっても重要。

正しい姿勢で立つと、背骨はS字カーブを描いています。それが一番腰に負担のかからない形。普段の生活でも常に心がけたいですね。でも昼間、起きている時間は意識して良い姿勢を保つことができますが、寝ている間はどうでしょう。寝ている間に腰に負担がかかる姿勢をしていたら、昼間がんばっていることが水の泡になってしまいます。

なぜ寝ている間に腰が痛くなるの?

☆背骨がS字カーブを描いていない

フワフワと柔らかい布団に仰向けで横になると、一番重たい腰のあたりが下に沈んでしまいます。腰や背中が丸まるので椎間板(背骨と背骨の間にはさまっていてクッションのような役割をしています)に負担がかかります。

☆体の一部に圧力がかかっている

固い床に横になるとよく分かると思いますが、肩甲骨あたりや腰が床にあたって痛くなりますよね。また横向きになると肩や腰が痛くなります。床と体が触れる面積が少ないので、触れている部分にだけ圧力がかかってしまうからです。

圧力がかかったところはうっ血したり、痛くなったりするので何度も寝返りをうつことになります。寝返りを打つことも体力を消耗しますし、脳も痛みを感じていたらリラックスできません。寝て休んでいるはずなのに、実は体力を使っているなんていうことに。

固い布団であればあるほど寝返りの回数が増えるという実験もあります。

☆血行不良

長い時間同じ体勢でいると体は疲れます。適度に寝返りをうって、血行を促進してあげる必要があります。

寝たきりの患者さんの身体を数時間ごとに動かすのは床ずれを防ぐために血行を良くしてあげるためです。通常の人であれば自然に寝返りを打つのですが、身体が沈み込んでしまうタイプの布団やマットレスですとほとんど朝まで同じ姿勢でいたりします。

腰痛持ちさんに適したマットレスや布団は?

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①寝ている時も良い姿勢を保てる

理想は仰向けでも横向きでも背骨がS字カーブを描いていること。そのためには柔らかすぎず、固すぎず、適度に身体を支えてくれる固さのマットレスや布団を選びましょう。

おすすめは高反発のもの。体の凹凸に合わせてゆっくりと沈みますが、適度に押し返してくれるので腰などがむやみに沈んでしまうことはありません。

②体圧を分散してくれる

体の一部にだけ圧力がかかるのではなく、それを分散してくれる布団ですと体が痛くなることはありません。

体圧分散してくれるマットレスや布団を検索してみますとポケットコイル(バネ状の針金がいくつも並んで入っている)のマットレスや凹凸形状の中芯を用いたものが主流です。

③寝返りがしやすい

低反発の布団は体の凹凸に合わせてゆっくりと沈み、身体を柔らかく包み込んでくれるような感覚で気持ちがよいのは確かです。でも一度沈んでしまうとその形になってしまい、元に戻るまで時間がかかります。ですから寝返りを打つのはちょっと大変。腰を上げてよいしょっと力を入れないと寝返りができません。

④通気性がよい

寝ている間はかなりの汗をかきます。その量はコップ1杯ともいわれています。湿気がこもってしまえば当然カビが生えて、アレルギーなどの心配も出てきます。

そして通気性が良いマットレスや布団は快適な睡眠に重要な温度や湿度をちょうどよく保ってくれるんです。

これらのことをふまえてマットレスや布団を選びましょう。良い物を選べばそれだけで腰痛改善につながります。そして熟睡できるようになるので体も心もスッキリすることまちがいなしです。

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マットレスも布団も寿命があります

マットレスや布団はそれほど頻繁に買い換えるものではありません。中には何十年も同じものを使っている人もいるでしょう。でもどんなに高価格のマットレスであってもやはりヘタってきます。ヘタってきたマットレスや布団に寝ていれば歪んだ姿勢で寝ていることに。やはり定期的にチェックしましょう。

少しでも長持ちさせるには、表裏上下をローテーションで使うこと。2週間に1度くらいを目安にマットレスをひっくり返しましょう。そして湿気を逃すために立てて干しましょう。これだけでずいぶん長持ちするはずです。

低反発と高反発の違いは?

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腰痛持ちさんには低反発がよいのか、高反発が良いのかと聞かれることがよくあります。すでに書いたように腰痛持ちさんには高反発がおすすめなのですが、その違いを比較してみました。

低反発

・体の凹凸に合わせてゆっくりと沈み、元に戻る時もゆっくり。
・通気性はあまりなくムレたりカビたりしやすい。
・気温によって固さが変わる。夏はやわらかくなり、冬は若干固くなる。
・熱に弱く傷みやすいので電気毛布が使えない(使うことができるメーカーのものもあります、直接きいてみてください)

高反発

・体の凹凸に合わせて沈むがコシがあるので沈み過ぎない
・肩甲骨や腰まわりなど重たいところもしっかり支える。
・気温によって固さなどが変わることはない。
・電気毛布などの使用もOK。

ただ単に高反発だから、低反発だからといって選んでもダメです。あくまでもピンきりですよ。

腰痛で夜中に何度も目が覚めてしまう人、熟睡できずにつらいですよね。本当に良いマットレスや布団を選ぶと、腰痛が改善されるだけでなく、グッと眠りが深くなって朝も気持ちよく起きることができます。また寝ている間に体は昼間ダメージを受けた場所を修復しているのですから、ぜひ良い睡眠をとれるようにしてくださいね。

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