腰痛 温める 冷やす

以前、急に腰が痛い!ってなった時に「すぐに冷やしなさい」という人と、「腰は温めなければいけない」という人がいて、どっちなんだ?と困ったことがありました。また湿布も冷湿布と温湿布がありますが、どんな症状の時にどちらを使えばよいのか分かりますか?

急性の腰痛は冷やす

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ぎっくり腰など急にものすごい痛みに襲われた時は、まず安静にしてください。そしてすぐに冷やすことも重要です。急性の痛みの時は患部が炎症を起こして熱くなっているので、その部分を冷やしてあげると痛みが楽になるはずです。

冷やし方は、ビニール袋に水と氷を入れて患部にあてます。ただ冷たいタオルをのせてもすぐに温まってしまうのであまり効果はありませんよ。詳しい冷やし方はぎっくり腰のページにも書いてありますので参考にしてみてください。

慢性の腰痛は温める

ぎっくり腰などの急性の腰痛は、徐々に痛みが和らいでいきます。通常ですと1~2週間もすればずいぶん楽になるのではないでしょうか。でもそれでも痛みが続く場合は慢性の腰痛になります。

慢性の腰痛が続くときは筋肉疲労であることも多いです。血液の巡りが悪くなっているので温めて血流を促します。そうすることで痛み物質や老廃物が流され、痛みが和らぎます。
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温める方法としては、蒸しタオルや使い捨てカイロなどがあります。お風呂に入るのも良いですね。

シール付きの貼ることができるタイプの使い捨てカイロは手軽で便利。昔は冬にしか販売されていませんでしたが、今は夏の冷房対策のためにも使われているので1年中買うことができます。

腰の真ん中あたりに貼れば足から背中まで全体的に温まり、痛みが軽くなるはずです。ただ低温やけどをする危険性もあるので十分注意してくださいね。直接肌に貼るのはNG。必ず下着の上に貼りましょう。低温やけどは気づくまで時間がかかることが多いので、ときどき肌をチェックしたほうが良いですよ。熱いなと感じたら、下着の枚数を増やしたりして工夫しましょう。

外出している時に腰が痛くなった時の応急処置

もし、出先で腰が痛くなったら温かい缶飲料を買いましょう。腰にあてて転がすとじんわり温めることができますし、腰痛に効果のあるツボも刺激することができて、痛みが軽くなるでしょう。

またドライヤーで温める方法も◎。電子レンジで蒸しタオルを作り、それを乾いたタオルでくるんで患部に乗せます。その上からドライヤーをあてます。やけどしないように小刻みに動かしたり、離したりしてください。

おすすめは市販の冷却枕を使った温湿布。これをお湯で温めて、蒸しタオルで包んで患部にあてます。ただ蒸しタオルを乗せておいてもすぐに冷めてしまいますが、冷却枕の温湿布は効果が持続します。
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もし冷やすべきなのか、温めるべきなのかよくわからなかったらお風呂に入ってみてください。湯船に使って痛みが増すようであれば冷やしましょう。逆に痛みが和らぐようであれば温めます。

温湿布?冷湿布?

病院で湿布を処方されることはよくあると思います。腰は冷やすな、温めろといわれていた患者さんに冷湿布が処方されることもあります。温湿布ではなく、なんで冷湿布なんだろう?と思ったことありませんか。

冷湿布にはハッカの成分であるメントールが使われていて、患部に貼った時にひやりとします。でも冷湿布をお湯の中に入れてもお湯の温度は下がりませんよね?

また温湿布には唐辛子の成分であるカプサイシンが使われています。患部に貼ると温かく感じますよね。でもこの温湿布を水の中に入れても水の温度は上がりません。

ということはどちらも患部を冷やしたり温めたりする効果はないということです。湿布の効果は消炎鎮痛剤によって痛みを抑えること。なので難しく考える必要はなく、貼った時に気持ち良い方を選べば良いんです。

ただ冷たくて気持ち良いなとか、ジワ~っと温かくて心地よいなと脳が感じることで痛みがやわらぐことも事実です。

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