病院へ行くべき?それとも様子を見る?

一般的な腰痛でしたら、すぐにすぐ病院へ行かなければならないということもないでしょう。命に関わることはあまりないですからね。でも腰が痛いということはつらいですよね。

病院へ行くべきか、家でひとまず様子を見るべきか悩む人も多いはず。でも腰痛で医療機関を受診すべきタイミングというのもあります。

こんな症状があったら病院へ!

①激しい痛みが2~3日続く。

たとえぎっくり腰で激痛が走ったとしても、2~3日もすれば徐々に痛みはおさまっているはず。それがずっと痛いとなるとただのぎっくり腰ではないかもしれませんね。

②脚にも痛みやしびれがある

背骨の中には脳から体の末端まで続く神経の束が通っています。腰のあたりからは脚へと続く神経が出ているので、腰に異常があると脚にも痛みやしびれといった症状が表れてきます。

③排泄機能に異常がある

やはり腰の骨の変形などによって神経が圧迫され、そのために尿が出にくくなったり、漏れてしまったり、便秘になったりしている可能性もあります。

どのように診察する?

腰痛で病院へ行ったとき、診察室のドアを開けた瞬間からすでに診察は始まっています。

医師はまず歩き方や座り方、立ち方、姿勢などチェック。人は痛いところをかばって動くので痛みがどれくらいあるのかがわかるのだそう。そして腰痛は腰だけの問題ではないことが多いので、全身もよくみます。背骨は曲がっていないか、体全体のラインはどうか、前屈や後屈はできるか、脊椎のズレはないか、腫瘤などはないかなどを診ていきます。

問診ではどのようなことをきかれるの?

shinsatu腰痛がほかの病気の症状のひとつということもあるので、症状や原因を見逃さないためにも問診はとっても重要です。きちんと問診できればそれだけで70~80%の診断ができてしまうのだそう。

腰と一言でいっても、どこを腰と捉えているかは人によって違います。ウエスト部分だけを指す人、ウエストからおしりまで含む人、背中全体と捉える人などいろいろ。なので、どこが痛いのかを触って伝えるようにします。

痛みを伝えるのは難しいですよね。痛みに強い人もいれば、敏感な人もいますし、感じ方も人によって違います。ただ「腰が痛い」というだけではなく、「どこが」「いつから」「どんな感じで痛むのか」「急に痛みだしたのか」「徐々に痛みがでたのか」「過去にも同じようなことがあったか」「どんな姿勢や行動で痛むのか」「その痛みによって日常生活にどんな支障が出ているのか」などを伝えると良いです。

ほかにも「夜はしっかり寝られているか」「学校や職場には行くことができるか」「一番痛みが強いのは1日のうちでいつか」「動き出すときに痛むのか、それとも同じ姿勢をずっと続けていると痛むのか」「スポーツはしているのか」などを質問されることもあるようです。

そして、腰痛以外にも気になる症状があれば伝えます。それによって原因がわかるかもしれません。

例えば「腰から脚にかけてしびれや痛みがあるか」「しびれなどがある場合どの部分なのか」「長く歩くことができるのか」「足に力がはいらずつまずくことがあるのか」「排尿や排便で困ったことや以前と変わったことなどはないか」「残尿感はないか」「熱はないか」など、これらの症状があれば言わなければなりません。

腰からは足にかけての神経が通っているので、腰痛だけでなく他にもさまざまな症状が出てくることがあります。医師はこれらの症状を知ることで神経根がどのような状態なのかがわかります。

正確に、そして言い忘れがないようにメモをしてから病院へ向かうと良いかもしれませんね。

診察や検査について

xsen問診が終わったら診察や検査が始まります。まずは診察の前にエックス線撮影があります。そしてその後、腰の動きや痛み具合、脚の神経や筋力などを調べていきます。

腰だけでなく股関節や脚の動きもみるので、ズボンなどは脱ぐ必要があるかもしれません。ジーンズやスカートを履いていってしまうとよく診察することができないので、脱ぐように指示されます。病院へ行くときは脱ぎやすい服装が基本ですね。下着もシンプルで清潔なものを

医師は患者の姿勢や体のゆがみをチェックしたり、診察用のハンマーで骨を叩いて痛みので具合を確かめたり、どこの部分がしびれているのかをチェックしたりします。

エックス線検査ですが、ここでもやはりジーンズなどのズボンは脱ぐことになります。大抵専用の検査着などを病院で用意してくれてありますが、金具のついていないスウェットなどであればそのままでOKの場合もあるようです。

でも検査着を着たままですと体が曲がったままでも気付かず撮影してしまうこともあるので、本当は何も身につけない状態で撮影したほうが良いのだそう。20年位前まではけっこう検査着なしで撮影している病院もあったそうですが、現在はほとんどないでしょう。やはり患者さんが女性で、検査技師さんが男性だったら、いくら検査といえども恥ずかしいですからね。

エックス線撮影では骨の状態を見ることができます。機械も大掛かりではなく手軽に行えるのでどの病院にもあります。ただ硬い骨しかうつらないので、椎間板や神経の状態はわかりません。ただ骨と骨の間隔やズレなどがわかればその部分でどのようなことが起こっているのかが推測できます。

ただエックス線で腰椎と腰椎のすき間が少なく、その間に挟まっている椎間板がつぶれてしまっているだろうと推測できても、必ずしもそれが原因で痛みが出ているとは限りません。エックス線だけでは原因を特定することができないんです。

そこでもっと詳しく検査し、最終的な病状を把握したい時にCTとMRIで画像診断することになります。

CT検査とは、エックス線とコンピューターを使って体の輪切り画像を作るものです。骨の状態をよく見ることができますし、柔らかい組織もある程度見ることができます。ヘルニアかどうかもわかります。ただ、エックス線撮影もそうですが、エックス線被爆のリスクがあるのはマイナスポイントですね。体には影響がないほど少ない被曝量とは言われていますが、腸内細菌が減少してしまうといわれているので、できればなるべく検査をしたくないというのが心情です。

mriMRI検査とは協力な磁石でできた筒のような機械の中に入り、磁気の力を使って軟骨や靭帯、筋肉、神経を撮影することです。腰の状態を知るのには一番適しています。

一般的にMRI検査の時は専用の検査着に着替えるように指示があると思います。磁気で検査するので金属関係のものは一切NGです。例えば衣類についている金具やペースメーカーなどはもちろんですが、ピアス、指輪、ネックレス、ヘアピンなども必ず取り外さなくてはいけません。ラメ入りの化粧品やカイロ、湿布、ヒートテックなどの発熱線維が使われている下着もNG。もしカイロが破けて中身が飛び散ってしまったら機械が壊れて使えなくなることもあるのだとか。

もし身についけたまま検査してしまうと、金属が熱を帯びてやけどを負ったり、画像が乱れてしまうので検査前に技師さんが確認してくれるはずです。

MRI検査というと狭い筒の中に入らなければならないので、閉所恐怖症の人は不安に思いますよね。私も1度だけMRI検査を受けたことがあるのですが、検査前はものすごく緊張しました。全く身動きが取れない状態で、狭い場所に20~40分もいなきゃならないなんて!どうしよう、どうしよう・・・と。

しかもガンガン、ゴンゴンとすごい音がすると聞いていたので緊張でドッキドキしたのを覚えています。実際、ものすごい音でした。ヘッドフォンを渡されましたが、技師さんからの指示を聞くためのもので遮音のためではないようです。緊張のせいか少し気分が悪くなりつつもなんとか終えました。慣れれば居眠りしてしまう人もいると聞きますが、私はもうコリゴリですね~。

最近では筒型のクローズドタイプの他にオープンタイプでしかも音が少し静かなMRIの機械もあるようです。どうしても狭いところがだめ!という人はオープンタイプが良いでしょう。しかも家族などに付き添ってもらうこともできるので安心して受けられますね。

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