腰痛 ハイヒール

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ハイヒールを履くと腰が痛くなる、重くなる・・・という方、多いですよね。腰痛持ちだからハイヒールを履くのはあきらめたわ、という方も。本当にハイヒールは腰痛に良くないのでしょうか。女性のファッションアイテムのひとつであるハイヒールと腰痛の関係について調べてみました。

なぜハイヒールを履くと腰が痛くなるのか

ハイヒールを履くとかかとが上がります。すると重心は前にかたむきますね。前傾姿勢になるのを元に戻そうとすると腰や背中、お尻の筋肉に負荷がかかります。

腰が反った状態になり、背骨全体で良い姿勢を保っていたのが腰だけに負荷がかかります。そのため腰まわりの筋肉は疲労して固くなってしまいます。

またひざが真っ直ぐ伸びているときはひざ下は固定されていて動きませんよね。でもハイヒールを履いて歩いた時にひざが曲がっていると、ひざや足首を固定する筋肉にも負担がかかります。とくに太ももの裏側の筋肉が緊張状態になって、このことも腰痛の原因になります。

筋肉が緊張すると、血管が圧迫され酸素が十分に届かなくなります。酸欠状態になると、筋肉の中にある末端神経がそれを痛みとして感じ取り、脳に伝えるのです。

腰を支える筋肉が弱いと、ハイヒールを履いた時にキレイな姿勢を保つことができないので筋肉によけいな力が入り、緊張状態になってしまうんですね。若い時はハイヒールも履きこなせたのに、年齢を重ねていくと難しくなるのは筋肉量が低下していることが原因です。

腰痛になるのは歩き方の問題

ハイヒールを履いている人がみんな腰痛になるわけではありませんよね。正しく歩くことができれば腰痛は防ぐことができます。

【ハイヒールを履いて歩くときのポイント】

  • 頭の位置は高く!を意識する
  • 目線は遠くへ。間違っても下を見ないように
  • つま先とヒールが同時に着くようにする
  • 胸をはり、腰をグッと前に押し出す

この4つ目の「腰を前に押し出す」のが腰痛を防ぐのにもっとも重要なポイントです。腰が反っていたり、引けていたら見た目も悪いですし、腰痛の原因にも。腰に手を当てて、前にグッと押し出してみてください。こんなに?というほど前に、前にというのを意識すると、まるでモデルのように見えるんですよ。

姿勢がよく見えるだけでなく、体への負担も減るので、ハイヒールを履いて歩くのも辛くなくなります。

また体のバランスが悪く、左右どちらかに重心が傾いていると、筋肉はもちろん、骨盤や股関節にも影響が出てきます。バッグを持つときは頻繁に持ち替えるようにしましょう。重たいショルダーバッグなどを斜めがけする場合はとくに注意。両手が空いて楽ですが、左右掛け替えないと体のバランスが崩れてしまいます。

ハイヒールを履いた日は筋肉を緩める

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ハイヒールを履いて歩きまわった日はどうしても筋肉が緊張して固くなってしまいます。筋肉が緊張すると中の血管や神経が圧迫され、酸素や栄養素が行き届かなくなります。

血行が悪くなると酸欠状態になり、痛みや冷え、つっぱりなどの症状も出てきます。栄養が届かないとだるさが出てきます。

血流が悪いと血管内の老廃物や筋肉の緊張成分がいつまでも体の中に溜まったままに。排出して処理する必要があります。

筋肉の緊張を解くのに、ストレッチやマッサージはNG。筋肉を伸ばしたり、もんだり、叩いたりすることで緊張成分は一度は拡散します。なので少しの間は楽になったような気がするのですが、排出されたわけではないので、またよりたくさんの緊張物質を集めて戻ってくるんです。(マッサージをした後のもみ返しはこのことが原因なんだそう。)

緊張物質を排出するには筋肉を柔らかくゆるめてあげれば良いんです。

筋肉をゆるめるには・・・

軽く揺らす

(叩く、強く押す、揉むなどではなく、ポンポント揺らすのがポイント)

呼吸法

(遠くにあるろうそくを吹き消すように口から息を吐く、鼻から吸うを繰り返す。副交感神経を刺激する)

脳も緊張していると良いアイディアなんてなかなかでません。でもふとリラックスすると、いろいろな視点からさまざまなイメージや考えが生まれますよね。筋肉も脳と同じでリラックス状態にしてあげるとダメージからの回復も速いです。

ハイヒールの選び方

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ハイヒールはけっこう見た目で選んで買ってしまいがちですよね。でも足に合っていないハイヒールを履き続けていると腰痛だけではなく、外反母趾や巻き爪、ハンマートゥ(足の指が曲がったままになっている状態)になってしまいます。

足の形は人差し指が一番長いギリシャ型、指の長さがどれも同じくらいのスクエア型、親指が一番長いエジプト型に分かれます。日本人の7割はエジプト型トいわれているので、極端につま先の尖ったハイヒールは足の形に合わないんですね。

ハイヒールを買うときは最低でも10分以上は試着させてもらいましょう。お店の端から端まで歩いたり、座ったりして本当に足に合っているかどうか確認してから購入します。ただかわいいからと言う理由で選んでしまうと、さまざまな障害がでてしまいますよ。

ハイヒール初心者さんは高さが3~5cmで、太いヒールのものがおすすめ。慣れてきたら少しずつヒールの高さをあげていきます。いきなり高いピンヒールに挑戦しないほうが良いと思います。

また初心者さんは足首にストラップや甲の部分にベルトがついているものを選んでも良いですね。

スニーカーと違ってハイヒールを履くときは靴下を履きません。なので、アスファルトやコンクリートの衝撃が直に足やひざ、腰に響きます。できるだけ靴の中にクッションを入れましょう。

長時間履くのが大変なときは、通勤時はスニーカーで、職場についたらハイヒールに履き替えるなどの工夫をしたほうが良いかもしれませんね。

ハイヒールは正しく履けば、メリットがいっぱいなんですよ。まずふるまいが上品になってエレガントになりますよね。女子力が自然にアップします。そして足が長くキレイに見えるだけでなく、姿勢も良くなります。すると筋肉もついてきますので腰痛も防ぐことができます。さらに筋肉がつけば代謝も上がってダイエット効果も。

ただただオシャレのために我慢してハイヒールを履くのではなくて、少し意識をして美容と健康の両方をゲットしちゃいましょう。

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