腰痛改善への新アプローチ!皮膚テーピングとは?

hifu人間が体を動かすと筋肉や関節だけでなく、皮膚も動きます。皮膚が動く方向にも法則があることを発見し研究しているのが理学療法の専門家である福井勉さんです。

【皮膚運動の法則】

①皮膚のシワが深くなる運動は制限される。シワを引き離すようにすると運動が促進される

②皮膚と関節の動きは連動している。関節を曲げると皮膚は関節から離れる方向へ動く。

③皮膚と筋肉は滑るように動く。皮膚を誘導することでスムーズに筋肉も動く。

 

このことから皮膚の動きをサポートしてあげれば筋肉や関節の動きをスムーズにしたり、逆に使い過ぎないように抑えることもできるとしています。その皮膚の動きをサポートするのがテーピングなんです。

筋肉の始まり部分を起始部、終わる部分を停止部と言います。筋肉が収縮するときは停止部から起始部の方向へ動きます。なので、テープを同じ方向(停止部から起始部へ向かって)貼ると筋肉が収縮しやすくなります。そして動きを抑制させたいときは筋肉の動きと反対方向へむけてテープを貼ります。

このことを利用すると腰痛もずいぶん楽になります。

例えば体を反らした時に腰の下の方が痛い人の場合。腰椎の4番5番がすごくがんばっていて疲労していて、逆に股関節はあまり動いていません。体の一部に負担がかかることでまわりの筋肉に痛みがでます。なので、テープを使って動きをサポートします。

まず背中を少し反らせて、シワが一番深いところを探します。(一人ではなかなか難しいので誰かにお願いしましょう。)そのシワの上下にシワにむけて短いテープを2枚貼ります。これだけで腰椎の動きを制限します。

次にお尻の下にできるシワを起点として、長いテープを腰まで、そして腰の方向へ向かって貼ります。これで股関節の動きがスムーズになります。

最後にお尻の下のシワから膝に向かって長いテープを貼ります。

これだけで腰が軽くなったように感じられるはず。ねんざしたり突き指をしたりした時に使うテーピングにはこんな使い方もあるのですね。また皮膚には振動や接触、皮膚の変形などを敏感に察知する感覚受容器がたくさん存在します。引っ張られるということをしっかり感じているのです。なのでテーピングするだけでも有効なんですね。腰痛へのアプローチは今まで、骨や筋肉が主でしたが、これからは皮膚へのアプローチも重要になってきそうです。

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