ぎっくり腰

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くしゃみをした瞬間や、フト振り返った瞬間、重いものを持ち上げようとした瞬間に、腰に「グキッ!!」という激痛が・・・。

そのままあまりの痛さで動くこともできない・・・。

これが俗にいう「ぎっくり腰」。正式には急性腰痛症と呼ぶんだそうです。

腰辺りにある椎間板や関節、靭帯、筋肉を覆う筋膜などのねんざが痛みの原因。腰に急激な負荷がかかった時に起こりやすいとされています。

かくいう私も、ぎっくり腰になり苦労しました(泣)

きっかけはくしゃみではなかったですが、ふとした動作の瞬間でした。ぎっくり腰は初めてだったので、あまりにも急激に訪れた痛みに、最初はわけがわからなくなりパニック。

そこから数日は寝てても痛い、起きてても痛い、どんな姿勢をとっても痛くて動けませんでした。。

痛かったのは顔を洗う時。中途半端に腰を曲げることができないので、ほぼ直立に近い姿勢で顔を洗いました。そのため、洗面所のまわりは水でびしょびしょです(>_<)

そして靴下を履く姿勢。腰が曲げられないので自分で履くことができませんでした。

職場ではコルセットを巻いて背筋をぴんと伸ばして座っていました。そうしないと座っていられないんです。「姿勢いいね」と言われましたが、座高がかなり高い状態になりました(笑)

普段は自力で歩くこともままならず、杖があると楽だったので伸縮式の杖をホームセンターで買ってきて杖をついて歩いてました。まるでお年寄りですね。。

3ヶ月間、毎日整骨院に通い、電気治療。レントゲンを撮っても異常なし。ブロック注射、整体、お灸、針、なんでもやりました。

楽だと感じたのは、お風呂に入っているときです。温めることと、浮力によって痛みが楽になりました。お風呂はゆっくり入ると血行も促進するので効果が大きいです。ただ、患った直後は絶対に避けてください。

炎症が収まるまではとにかく冷やす、冷やすで、おさまったら今度はとにかく温めるという順番です。

ぎっくり腰は「お日柄もの」と呼ばれるように日数が経過していけば良くなりますが、痛い時は本当に辛いです。

ぎっくり腰になったらどうすればいいの?

まずは冷やす

激痛があるときはまず冷やして炎症を最小限に食い止めます。

ビニール袋に氷と水を入れたものを患部にあてましょう。直接ですと凍傷になってしまうかもしれないので、タオルなどを一枚置くといいですね。

冷やす時間は15~20分ほど。そして20~30分は氷を外しておきます。それからまた冷やすということを数回繰り返します。

炎症が起こっているのを鎮めてあげることで痛みが和らぐはずです。

アイスノンや冷湿布でも代用できますが、おすすめはこのビニール袋入りの氷水です。

安静にしている
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程よい硬さの布団に横になって体を休ませます。痛みが楽な姿勢になりましょう。仰向けならひざの下に枕やクッションを入れると良いです。横向きなら腰を曲げると楽ですよ。

でもいつまでも布団に横になっていてはダメなんです。痛みが少しでも和らいできたら、無理のない程度に日常生活を送りましょう。

本当に動けない程の痛みは2~3日もすればおさまるはずです。

昔はとにかく安静にしているのが一番!と言われていましたが、最近の研究では体を早いうちから動かしたほうが治りが早いことがわかっています。

布団に横になっている時間は、せいぜい数時間~半日がベストらしいですが、そのへんは様子を見ながらにしてくださいね。

痛みが落ち着いたら温める

湯船につかったり温湿布を使用したりして腰を温めましょう。血行を促して、筋肉のコリをほぐすことで痛みが改善されるはずです。

激痛の時は血行を良くしてしまうと、痛みがひどくなります。

飲酒、、入浴(シャワーはOKです)、マッサージ、激しい運動は避けましょう。

ちなみに私の旦那さんはぎっくり腰になった直後に、マッサージをすすめられて行ったところ、かなり悪化させて帰ってきました。あまりの痛みに気持ちが悪くなるほどだったとか。

マッサージでも整体でも、ぎっくり腰の場合は痛みが落ち着いてからにしてくださいね。

ストレッチをする
私はこれが一番効きました。ぎっくり腰は何度もやっていますがストレッチをすると痛みがひくのが早いです。

動かないでいると痛みがひくのが遅くなるようですが、無理に動かずにストレッチはやったほうが良いです。

ネットで色々調べていろいろなストレッチを試しましたが、整形外科の先生が開発したストレッチが一番効果ありましたね。

私の場合は、いつも足のつま先まで痛くなるんですけど、このストレッチをしたあとはかなり楽になって治りも早かったです。DVDにまとめられているので是非チェックしてみてください。
⇒整形外科医の先生が実証済みの腰痛体操

病院へは行くべき?

ぎっくり腰は通常1~2週間もすれば自然に治るとされています。ただ全く動けないほど痛い!という時は病院へ行って、痛み止めの薬や注射、湿布を利用するのも◎。

私の知人は仕事の都合でどうしても動かなきゃいけない!という状況だったので、病院へ行き、痛み止めの薬や湿布の他に病院でコルセットもまいてもらっていました。長期間使用するものではありませんが、ずいぶん腰が楽になるようです。

また病院の検査でたんなるぎっくり腰ではなく、他の病気が原因だったということもあります。もしいつまでも強い痛みが続くようであれば一度診察を受けた方が良いかもしれませんね。

痛みだけでなく熱もある、転倒した時に痛みがでた、安静にしていても激痛が続く、食事をしたり排便をしたりするときに痛みがひどくなるなどの症状があれば、骨折やガン、感染症、内臓の病気が原因ということも考えられます。

どうやって防ぐ?

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ぎっくり腰は運動不足や疲労などで弱っている腰に、急激に大きな負荷がかかることが原因です。それから骨格の歪みや胃腸の調子、精神的ストレスなども関係しているといわれています。

ですから日常生活の中で少しずつでも気をつけていれば防ぐことは可能です。

腰に疲れをためない

立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢で長時間いることは腰に疲れがたまります。パソコンの前に座って仕事をする人も要注意。適度に休憩をとってストレッチなどをしましょう。

また筋肉は休ませることも大切です。そのために睡眠は十分とりましょう。睡眠中も体が本当にリラックスできるような環境作りをしてください。布団やまくら選びがとっても重要になってきます。

温める

冷えると血流が滞り、疲労物質が溜まったままになります。筋肉も硬くなってぎっくり腰を引き起こしやすくなるので、腰回りは冷やさないようにしましょう。カイロを使用したり、お風呂に入ってよく温まるのがおすすめです。

腰に負担をかける動作をしない

前かがみや中腰になると腰に負担がかかります。例えば、物を拾うときはひざを曲げてしゃがんでから拾いましょう。上半身はまっすぐにしたままです。重い荷物を持ち上げるときも、ひざを曲げてしゃがんでから持ち上げるようにします。
どうしても中腰になる時は、「今から中腰になるぞ~」って意識すると良いそうです。

暴飲暴食をしない

胃腸や肝臓がつかれていると、腰の調子も悪くなります。
12月、1月はぎっくり腰になる人がとっても増えるのだそう。寒さに加え、忘年会や新年会、お正月などでついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまい内臓も疲れてしまうからです。

初めてぎっくり腰になった時は、あまりの痛さに本当に治るのかなと心配になりますよね。通常ですと1~2週間もすればだいたい良くなります。
ぎっくり腰から慢性の腰痛になってしまう人はそれほど多くないようですが、再発してしまうことも。治ったからといって安心しないでくださいね。

ストレスをためない

ストレスを感じると筋肉が硬くなるといわれています。そして自律神経にも影響をあたえるので、ストレスによって痛みがひどくなることがあることが最近わかってきました。

これは本当に感じました。私がぎっくり腰になったのは、職場を変わって仕事をこれからたくさん覚えよう!というプレッシャーに押しつぶされそうになっている時でしたね・・精神的にいっぱいいっぱいの状態でした。

この時に出会った本が「腰痛は怒りである」という本です。

さて、腰痛が起きたらどうするか?痛みはこの際、無視。心の中の怒りを探し出すことだ。最近のできごとを振り返り、職場か家庭でストレスになったことはないか、緊張したことはないか、腹を立てたことはないかをじっくり考えてみよう。怒りを自覚さえできれば、痛みの出番はもうない。(家永光恵) –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

長谷川淳史先生という、腰痛を研究されている先生が書かれた本ですが、この本は目からうろこでした。本では、腰痛がどのようにストレスによってもたらされるかの原理を説いています。

よろしければ参考にしてみてください。

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