布団のダニが体調不良の原因かも!?

アレルギー症状と布団の関係

daniアレルギー体質の人が増えていますね。花粉症が一番有名ですが、現在では大人だけでなく小さな子供も花粉症で悩まされています。そしてアレルギー体質の人はどれかひとつのアレルゲンだけでなく、ほかのアレルゲンにも反応してしまう人が多いのだとか。

アレルゲンの中でもとくに気をつけたいのが「ダニ」。アレルギーの9割がダニが原因とも言われています。

そんなダニが一番いるのが毎日使っている布団。布団にいるダニはチリダニと呼ばれるものがほとんどで、体長は0.35ミリほど。体は半透明や白なので、白っぽいリネンを使っていることが多い寝室ではとくに目で見て「ダニがいる!」と気づくことはないです。だから対策を怠ってしまうんですね。でもどんな家の布団にも必ずダニはいますよ!

ダニアレルギーの症状って?

allergie☆アレルギー性鼻炎(鼻水、鼻詰まり、くしゃみ)
☆アレルギー性結膜炎(目のかゆみ、充血、腫れ)
☆アレルギー性皮膚炎(かゆみのある赤い湿疹や炎症。アトピー性皮膚炎も含まれます)

主な症状としてはこんな感じですね。風邪でもないし、花粉の季節でもないのにこのような症状があったらアレルギーによるものかもしれません。

夜、布団に入ってから症状がひどくなる人も多いです。ダニアレルギーだったらアレルゲンであるダニに囲まれて寝ているわけですから、症状がひどくなるのも当たり前。ぐっすり眠れなくていつも睡眠不足だと感じている人も多いです。

快適な睡眠が取れないということは体も休まりません。ストレスもたまりますよね。とくに筋肉疲労による腰痛を抱えている人は、睡眠で体の疲れを取るということが重要なので不眠は大敵です。今すぐにダニ対策をしましょう

ちょっと鼻水が出る、くしゃみが出るくらいだからそんなに気にもしていないという人もいるかもしれませんね。たかが何かのアレルギーだと。でもアレルギーって怖いんですよ。突然重い症状があらわれて死に至ることもあります。

アナフィラキシーショックって聞いたことないですか。全身に急にアレルギー症状が出ることなんですが、血圧が下がったり意識を失ってしまったりします。原因物質は食べ物や蜂などの毒、薬などが多いようですが、何が原因なのかわからないケースも多いのだそう。

私の親戚の男性も先日アナフィラキシーショックで入院しました。ある朝、目を覚ましたら顔が腫れていたそう。でもそのまま仕事に向かったら職場で意識を失って倒れてしまったんです。すぐに救急車で病院へ運ばれ、意識は取り戻しました。全身にじんましんが出ていたことからアナフィラキシーショックだろうということでしたが原因はわからずじまいなんだとか。食べ物に気をつけたり、ダニやホコリかもということで掃除をこまめにしてはいますが、今でも薬なしではじんましんが出てしまうそうです。

それまで何でもなかったものが、ある時急にアレルゲンになることもあります。アナフィラキシーショックの原因としてダニも報告されているようなので、出来る限りの対策はしておきたいですね。

ダニ掃除をしよう

soujiki布団はこまめに干しているし、そのあとよく叩いてから取り入れているから大丈夫!と思っていませんか。昔はこの方法が一般的だったのですが、今ではあまり意味がないと言われています。

ダニは50度以上にならないと死にません。夏場、直射日光がガンガンあたっている場所に布団を干したら、布団の表面の温度はそれぐらいになるかもしれません。でも通常そこまで高くなりませんよね。しかも、布団の表面が熱くなれば、ダニも移動して布団の奥の方へ逃げていきます。なので、布団を干してもダニを完全に殺すということは難しいんですね。

そして、布団を叩く行為。パンパンやっているとダニがパラパラ落ちていくような感覚になりますが、実はダニの死骸やフンを粉々にしているだけなんだそう。そしてそれらが舞い上がった状態で部屋の中に布団を入れてしまえば、いやでも大量のダニの死骸やフンを吸い込んでしまいます。

チリダニの体長はおよそ0.35ミリなんですが、フンは0.01~0.04ミリ。そしてフンは粉々になると0.001ミリにもなります。これだけ小さくなってしまうと気管支にまで簡単に入っていってしまいます。

布団を干したり、シーツを変えることも良いのですが、それだけでは布団の表面のダニを駆除しただけで終わってしまいます。ダニが布団の内部にいたらあっという間に増えてしまいます。

ダニ駆除のポイントは「熱で殺す」ことと「吸い取る」こと。そしてできればダニを布団の表面に出てくるように部屋を暗くしてから駆除をするようにします。ダニは薄暗くなると活発に動き、逆に明るいと布団の奥へ奥へ入ってしまいます。できれば1時間以上薄暗くできるとベスト。

ダニは50度以上で死んでしまうので、布団乾燥機やスチームアイロンを使います。

布団乾燥機ならダニ対策モードがついているものがおすすめ。50度以上の温風がでます。

スチームアイロンを使うときは、まず濡らして固く絞ったタオルをあて布とします。アイロンをかけるというよりはスチームをあてる感じで。1部分に5秒ほどかけるようにゆっくりゆっくりかけてください。

ダニは髪の毛やフケなどが多い場所に多くいるので、アイロンをかける場合も布団の頭側からやるほうがいいと思います。

でも、ただダニを殺すだけではダメ。アレルゲンはダニが持っているタンパク質なので死骸やフンにも大量に含まれています。なので、掃除機でしっかりそれらを吸い取ることが重要です。

掃除機をかける時も1平方メートルあたり20秒を目安にゆっくり行いましょう。掃除機に取りつける布団用のヘッドもありますね。効率よく死骸などを取り除けますし、床を掃除したもので布団もやりたくないという人におすすめです。

soujiまた布団専用のクリーナーもおすすめ。レイコップやダイソン、パナソニックなどのメーカーから出ているものが有名です。高い吸引力や振動、UV除菌ランプなどが搭載されていて、ダニなどのハウスダストを取り除いてくれます。

もし布団用ヘッドも布団クリーナーもなかったら、普段使っている掃除機にストッキングをかぶせましょう。これだけでも布団の吸いこまずに掃除域をかけることができます。

布団を干した後や布団乾燥機を使った後、必ずしっかり掃除機をかけましょう。乾燥していると死骸やフンは簡単に粉々になります。飛び散らないようにすぐに吸い取ってくださいね。

このダニ駆除はできれば1週間に1度は必要です。ダニの寿命は2~3ヶ月なのですが、その間に卵をどんどん産みます。たった10週間で30匹だったダニが1万匹にまで増えるんですよ。ただ卵から成虫になるまで2週間かかるので、1週間に1度、ダニ掃除ができるとダニの増殖をかなり防げると思います。

ダニが好む環境って?

ダニが好む環境は温度が20~30度、湿度60~80度。そしてエサとなる人間の髪の毛やフケ、垢がたくさんあるとどんどん活発になって増殖していきます。とくに布団の頭に近い部分やまくらに繁殖しやすいと言われています。

現在の住宅では高気密、断熱が当たり前になってきているので、たとえ冬でも家自体がダニが繁殖しやすい環境なんです。冬でもインフルエンザ対策などとして加湿器を使っているのも要因です。

ダニを増やさないためにできること

☆湿気をこもらせない

冬でも寝ている時に汗をかきますよね。布団は朝起きた時はじっとりと水分を含んでいるはず。すぐに押し入れにたたんでしまいこんだりせず、しばらくは広げておきましょう。掛け布団を敷布団の上にかけたままにしておかないで、どこか風通しの良い所へ干しておければ理想的。部屋の換気も忘れないで下さいね。湿度の低い日は寝室の窓を少し開けておきます。

☆タオル
布団の肌があたる部分やまくらにはタオルをあてておきます。シーツを毎日変えるのは大変でも、タオルだったら洗濯も少しは楽ですよね。まくらのタオルはできれば2~3日に1回は洗濯を。

☆布団自体を変える

布団の材質によってダニの繁殖しやすいもの、しにくいものがあります。一番よくないのは木綿の布団。湿気がこもってしまうのでダニはあっという間に増殖します。化学線維のものも木綿よりは通気性が良いのですが、ダニ対策で有効なのは羽毛や羊毛。熱処理と殺菌処理をしているので中からダニがわくということもないですし、布団の中にダニが入りにくいようになっています。動物の線維は湿度を自然にコントロールしてくれるので湿気の心配も少なくてすみます。

ちなみに以前、羽毛や羊毛の布団は動物性の線維だからダニを増殖させやすいという内容のテレビ番組がありました。でもきちんと殺菌処理などがされている羽毛や羊毛の布団でしたらダニが綿の布団に比べて格段に多く増えるということはないと思います。しかもダニが増えるのに必要な湿気がこもらないので、ダニ対策にはおすすめです。

布団は人生を変えると言ってもいいぐらい重要なアイテムだと思います。1日の4分の1ほどの時間を布団の上で過ごすわけですし、よく眠れた日の朝はスッキリ起きられますよね。体も休まって回復、ストレスも軽減されているはずです。朝から機嫌よく過ごせれば仕事も人間関係もきっとうまくいきますよ。

逆にダニなどのアレルギーで不眠になってしまっていたらそのことでストレスになりますし、ストレスでアレルギー症状も悪化、ついでに腰痛も悪化ということになりかねません。

布団を防ダニ効果の高いものに変えるだけでアトピー性皮膚炎の8割が改善されたというデータも。アレルギーかなと思ったら布団のダニを疑ってみてください。

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