腰痛 カフェイン アルコール

仕事や家事の合間にホッと一息つくとき、何を飲んでいますか?多くの人はコーヒーだったり紅茶、緑茶だったりしますよね。

これらの飲み物にはカフェインが含まれています。日常で何気なく摂取しているカフェインが実は腰痛を悪化させているとしたら驚きませんか。カフェイン摂取を控えることで腰痛が治った!という人もいるほど、カフェインと腰痛は深いかかわりがあったんです。

カフェインが腰痛に良くないわけ

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カフェインは適度に摂取している分には体に悪影響を与えるわけではありません。カフェインを摂取するメリットもあります。でも過剰に摂るとデメリットのほうが大きくなってしまうんですね。

【カフェインの過剰摂取をすると・・・】

筋肉を固くする

カフェインの作用のひとつに筋肉を固くするカフェイン拘縮(こうしゅく)というのがあります。筋肉が固くこわばると血流が悪くなり発痛物質が出て腰痛につながります。

自律神経が刺激される

自律神経が刺激されると筋肉が収縮するので痛みが強くなります。

痛みを遮断する

痛みや疲れを感じにくくしてくれるのですから腰痛持ちにはやさしい感じがしますが、痛みや疲れを感じなくなると無理をしてしまうので結局腰痛は悪化してしまいます。

睡眠障害を引き起こす

覚醒効果があるので眠りが浅くなります。この効果は8~14時間も続くのだそう。カフェインに敏感に反応してしまう体質の人は午前中に飲んだ1杯のコーヒーでも夜の睡眠に影響がでます。

睡眠は腰痛を治すためにはとっても重要。寝ている間に疲れた筋肉などを休ませ、修復するわけですから質の良い睡眠をとることは欠かせません。しっかりと眠らないということは体力低下や免疫力低下にもつながります。

ビタミン、ミネラルが不足する

強く丈夫な骨や筋肉を作るのに欠かせないカルシウムなどのミネラルや体に必要なビタミンCやBなどを消耗させてしまいます。

利尿作用がある

コーヒーを飲むと飲んだ分の1.5倍の量の水分が排出されてしまいます。知らないうちに脱水症状になっている可能性も。脱水症状になると血流は悪くなりますし、体がこれ以上水分を逃さないようにするためにむくんでしまうんです。

胃が荒れる

カフェインは胃液の分泌を促すので、とくに空腹時に飲むと胃液が出て、炎症をおこしやすいです。そして胃痛が起こるとそのまわりの筋肉にも疲労があらわれ、それが腰痛にもつながることがあります。

ストレスホルモンを増加させる

ストレスに耐えうるように分泌されるコルチゾールがカフェインを飲むことで増えるのですが、コルチゾールは蓄積されていくので、常に体はストレスを感じている状態に。そのことは副腎を疲れさせます。副腎疲労症候群になってしまうと倦怠感や疲れ、腰痛、肩こり、うつなど体のあちこちに影響が出てきます。

体を冷やす

東洋医学の考え方ではコーヒーや緑茶は陰性。体を冷やす食品とされています。たとえホットで飲んでいたとしても体は冷え、腰痛の原因になります。

もちろんカフェインをとることで得られるメリットもあります。主なものは眠気を覚ます、利尿作用、集中力アップ、偏頭痛の緩和、脂肪分解酵素を活性化などなど。カフェインを摂る場合は過剰摂取に気をつけましょう。

カフェインはどれくらいまでなら摂取しても良いのか

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先日、20代の男性がカフェイン中毒で亡くなってしまいましたね。深夜の仕事をしていたためにエナジードリンクを長期間にわたって大量に飲んでいたことが原因ではと言われています。毎日なにげなく摂取しているカフェインですが、実はこわい成分でもあるということも忘れないで欲しいです。

カフェインの適量ですが、体質にもよるようですが1日200㎎を超えると副作用が見られるようになるといわれています。500㎎以上で急性中毒症をおこす人もいます。

【カフェインを含む食品】

ドリップコーヒー1杯(150ml)・・・135mg
インスタントコーヒー(150ml)・・・68ml
栄養ドリンク(100ml)・・・・・・・50mg
コーラ(500ml)・・・・・・・・・・50㎎
緑茶(150ml)・・・・・・・・・・・・30mg

一般的にカフェインの量はこれくらいといわれています。ドリップコーヒーでしたら1日2杯までにしておいたほうが良いかもしれませんね。

市販の缶コーヒーやペットボトルのお茶、栄養ドリンクなどにももちろんカフェインは含まれています。いくつか調べて見ましたので参考にしてみてください。

缶コーヒー
・ダイドーブレンドコーヒー(185ml)・・・・・・・・・・・・159mg
・サントリーボスレインボーマウンテンブレンド(185ml)・・148mg
・アサヒワンダ金の微糖(185ml)・・・・・・・・・・・・・130mg

どれも缶1本飲めば100㎎以上のカフェイン摂取は確実ですね。

紅茶
・キリン午後の紅茶ストレートプラス(350ml)・・・・・・・・182㎎
・サントリーリプトン白の贅沢(450ml)・・・・・・・・・・・90mg
・キリン午後の紅茶おいしい無糖(500ml)・・・・・・・・・・60mg

お茶
・サントリー伊右衛門濃いめ(500ml)・・・・・・・・・・・・100mg
・伊藤園お~いお茶緑茶(500ml)・・・・・・・・・・・・・・・65mg

爽健美茶や十六茶、麦茶などはカフェインゼロです。

エナジードリンクや炭酸飲料など
・モンスターエナジー(355ml)・・・・・・・・・・・・・・・144mg
・ロックスター(250ml)・・・・・・・・・・・・・・・・・・120mg
・レッドブル(250ml)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80mg
・リポビタンD (100ml)・・・・・・・・・・・・・・・・・・50mg
・ペプシネックス(500ml)・・・・・・・・・・・・・・・・・50mg

飲み物だけではなくチョコレートや眠気覚ましのためのガムにもカフェインは含まれています。

腰痛で整体を受けにくる人のほとんどは、腰痛持ちでない人の2倍のカフェインを摂取しているという整体師さんがいます。患者さんにカフェインを控えるようにアドバイスすると腰痛が劇的によくなったというケースがけっこうあるのだそう。

コーヒーや紅茶でもカフェインの入っていないものもあるので利用してもいいですね。

アルコールと腰痛の関係

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大量のアルコールは内臓に負担をかけます。そのことが腰痛にもつながってきます。

すい炎による腰痛

すい炎とは長年大量のアルコールを飲み続けたことにより腸で食べ物を消化、分解をサポートするすい液を分泌しすぎてしまうことが原因。通常はすい液はすい管を通って膵臓の外へ出されますが、アルコールの飲み過ぎですい管の出口が腫れてしまい、すい液が膵臓の中に溜まってしまうことがあります。するとすい臓自身も消化してしまうんです。

症状としてはお腹や腰、背中が痛くなります。急性すい炎の場合は激痛、慢性すい炎の場合は鈍痛です。痛みは油分の多い食事やアルコールを飲んだあとに出やすいです。ただの腰痛だと思っていたら実はすい炎だったということもあるのでおかしいなと思ったら病院へいきましょう

膵炎は1日100g以上の飲酒を10年以上続けるとなりやすいそう。自覚症状がなくても少しずつ悪化していることもあるので注意が必要です。

【お酒の適用量】
ビール・・・・・500ml(中ビン)
焼酎・・・・・・72ml
ウイスキー・・・60ml
ワイン・・・・・200ml
日本酒・・・・・180ml
ブランデー・・・60ml

内臓疾患による腰痛

大量のアルコールはすい臓以外にも腎臓や肝臓、胃に負担をかけます。内臓のダメージがまわりの筋肉を疲労させ、それが腰、背中、肩、みぞおちあたりにまで痛みとなってあらわれます。たとえ胃炎でも腰痛になることがあるんですよ。

同じ姿勢をすることでの腰痛

長い時間、少し背中を丸めた姿勢でお酒を飲んでいる人が多いのではないですか。このことも腰や背中の筋肉をとても疲れさせます。酔っているときは楽しいですし、感覚もマヒしているので痛みを感じにくいでしょう。でも翌朝痛くておきられない!ということになります。またぎっくり腰の原因もなります。

冷えによる腰痛

キンキンに冷えたビールをガバガバ飲めばどうしても体は冷えてしまいます。冷えは血流を悪くし、筋肉をこわばらせるので腰痛を引き起こします。ホットワインやハーブ酒などをおすすめします。

またアルコールが体内に入るとそれを分解するためにビタミンB群や葉酸、カリウムなどを消耗します。毎日飲酒している人はそれらの栄養が足りていないかもしれませんね。とくにビタミンB群は炎症を抑えたり、血の流れを良くしたりする作用があるので、腰痛を改善したいのであればアルコールを控えることをおすすめします。

ただ少しのアルコールは血行を良くしてくれ筋肉も精神的にもリラックスさせてくれます。なんでもほどほどが一番ということですね。

食生活を変えて、腰痛を改善!>>>食事を見なおしてみよう

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